Violin Concetos Nos 1 2 & 5 (Hybr)

発売日2006-10-31

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DISC情報

クリエーター
作曲 : Wolfgang Amadeus Mozart   a   g   t
指揮 : Yakov Kreizberg   a   g   t
オーケストラ : Netherlands Chamber Orchestra   a   g   t

トラック

Disc:1

 1: Allegro Moderato
 2: Adagio
 3: Presto
 4: Allegro Moderato
 5: Andante
 6: Rondeau (Allegro)
 7: Allegro Aperto
 8: Adagio
 9: Rondeau (Tempo Di Menuetto)



ユーザー・レビュー

個性が中途半端

ブックレットに、演奏者すなわちフィッシャーとクライツベルク自身が書いた短い解説があるので、そのドイツ語の解説を大まかに以下に引用する。

「第1番と第2番は、第3-5番に比べれば小品といわれている。それは、曲の長さの違いからではなく、前者にはイタリアバロック・ヴィルトゥオージティの顕著な影響が見られるからである。前2曲のヴァイオリンパートは、第3-5番には完全に欠けているヴィルトゥオーゾ的8分音符16分音符のパッセージを持ち、第1楽章アレグロ・モデラートは、バロック的テンポを性格づける。
 ヴィオラとチェロパートは、後の協奏曲に比べ独立性の度合いがかなり小さい。たしかに、ヴィオラとチェロパートの独立性は、古典音楽の作曲技法発展の一つの結果であり、それは第3-5番において現れている。このような性格の違いから、私たちは第1,2番にチェンバロ伴奏を加えた。」

以上をふまえて、第1番(K207)第1楽章を聴くと、彼らの軽快かつ明確なテンポ設定は、ヴァイオリンソロ、オケの元気の良さもあいまって心地よい。またチェンバロ伴奏は、弦の低音パート(チェロ、バス)の力不足とリズムを補い、良い効果をもたらしていると思う。

しかし、第2楽章アダージョは、素っ気なさを感じる。ただし、カデンツァだけは美しい。

第3楽章プレスト(K207のみ終楽章がソナタ形式で書かれている。その他の曲の終楽章はロンド)を、フィッシャーとクライツベルクは、どのように解釈しているのだろうか。海老澤敏氏はK207の第3楽章を「ハイドン風の音調を持つ」と指摘している。この楽章のハイドン的躍動を、フィッシャーとクライツベルクは、もっと野心的に演奏して欲しかった。ただし、ここでもカデンツァは美しい。2006年6月録音。



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