ブルックナー:交響曲第7番

発売日2006-10-25

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DISC情報

アーチスト
 ズヴェーデン(ヤープ・ヴァン)

クリエーター
指揮 : ズヴェーデン(ヤープ・ヴァン)   a   g   t
作曲 : ブルックナー   a   g   t
演奏 : オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団   a   g   t

トラック

Disc:1

 1: 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)1.Allegro moderato



ユーザー・レビュー

江崎録音のブルックナー

エンジニアの江崎友淑氏による超優秀録音です。やはりこれ位優秀録音でないと、ブルックナーの魅力は半減してしまうのかも知れない。演奏は、遅いテンポで深い味を感じる。オーケストラの合奏力を引き出す指揮は見事だ。特に第1と第3楽章が素晴らしい。

シリーズ2作目。1作目に比べると癖はあるが、新鮮で強烈。

第1楽章23分、第2楽章25分と、前半2楽章の異様なまでのテンポの遅さと、弦セクションの徹底した彫刻の深さが印象に残る演奏です。全体の演奏スタイルは、前作の第4番と同じで、金管の突出を避けた全体のブレンド感、音量レンジの広さなど、独欧系の伝統的ブルックナー演奏(ヴァント、ヨッフム等)とは大幅に印象を異にするものです。個性の強さという意味では、そのベクトルは全く違うものの、チェリビダッケにも匹敵すると言っていいのではないでしょうか。

ただ、第4番のときと比較すると、今回は、若干の恣意性や細かなアラも気にならないではありません。第1楽章では、弦の主題が空前絶後というほどの深い呼吸をもって歌い出されますが、その直後の木管のリズミカルな主題では、一転してテンポを速めてしまいます。音楽をだれさせない、という意味では効果的ですが、人によっては抵抗があるかもしれません。スケルツォなどでも、独特のテンポ操作やバランス操作がみられます。また、遅すぎるテンポと独自のバランスに付いて行きかねたのか、第1楽章末尾の金管セクションはやや弱体と感じられました。

とはいえ、やはり前作同様に新鮮で強烈なインパクトを持ったブルックナー演奏であることに変わりはなく、ブルックナー・ファンなら、やはり一度は聴いておくべき演奏といえるのではないでしょうか。なお、このシリーズ、ライナーノート内では、第9番が続くことが予告されています。一部メディアでは全集録音予定との表記もありましたが、現時点では、レーベル側からそのような発表は無かったと記憶しています。



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