ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》[ウラニアのエロイカ/第2世代復刻/紙ジャケット仕様]

発売日2007-01-31

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DISC情報

アーチスト
 フルトヴェングラー

クリエーター
オーケストラ : ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団   a   g   t



ユーザー・レビュー

ウラニアのエロイカを聞きました。

知人に紹介されてウラニアのエロイカを購入しました。古い録音であるにもかかわらず、すばらしく鮮明な音で音楽が残されている事に強い感銘を受けます。その音楽じたいも素晴らしい存在として残されていると思われます。

これは凄い

いきなり第1楽章から疾走感に参ってしまいました。速いだけなら現代の演奏でも聴けますが、テンポを落として歌わせたり、小休止があったり、メリハリがありダイナミックな演奏です。しかも、ウィーンフィルの弦の艶やかな音が美しい。第2楽章の終結前の音楽が止まってしまうのではないかと思われる弱奏によるリタルダントもなんともいえません。第3楽章のテンポを落としてのホルンの強奏・・・。魅力を挙げていくときりがありません。わたしは「エロイカ」の魅力がなかなかわからず、フルトヴェングラーの1952年のスタジオ録音で初めてその魅力がわかったのですが、さらに違う世界があったとは驚きです。52年版が客観的で様式美を感じる演奏なのに対して、こちらはフルトヴェングラーが全身全霊を傾けてやりたいようにやったのでしょうか、破綻する寸前と思われるほどの振幅の激しい演奏になっています(決して破綻はしていないと思います)。様式美の52年盤、ダイナミックなウラニア盤、とそのときの気分で選ぶことになりそうです。

このデルタの復刻はすばらしいです。通常、リマスタリングでノイズ除去をするとくぐもった暗い音になってしまいがちですが、手間をかけてノイズ除去をしているので、音色の輝きが失われていません。ウィーンフィルの艶やかな弦の音、柔らかい味のある木管の音、金管の輝き、すべてが失われていません。全体の強奏部分で若干音がカサついて、ビビリますが、これは録音が元の音を捉えられなくて、もともとそうなのではないでしょうか。録音時期を考えれば驚くべき高音質です。充分現役盤です。

ジャケットやCDラベルもレコードのデザインを復刻してなかなか楽しいです。

すばらしい音ですばらしい演奏をたのしめること、デルタのスタッフの方々に感謝です。

ウラニア盤が素晴らしい音で復活

最高に素晴らしい! 品切れ、ようやく入手しました。マエストロの覇気のある魂を込めた衝撃的分散和音(ピッチ修正前の方が、より迫力あるかも)。豊かな音色。Vnが美しく麗しく歌い、低弦の厚く揺るがす音。ホルン金管・木管の深く生々しい音。分離の良い鮮明な音。巨大なスケール芸術が、猛然と推進力持って展開していく。小生 昔、Turnabout(TV4343)LP盤のみの所有で、UraniaLP本盤の音と比較は出来ませんですが。慎重に不要なノイズのみの除去を成功させ、鮮度の良いマスターテープに近い音で、最高の復刻音を可能にしたDELTA社の最高に素晴らしい技術陣に深く感謝・盛大な拍手をさせていただきます。[ピッチの件・ご参考までに紹介させていただきます。]ウイーン・フィルのピッチは445Hzですと元名楽団長オットー・シュトラッサー氏より、直接ご取材されました中野 雄先生のご記述があります。「ウイーン・フィルの音と響きの秘密」中野 雄著者[文春新書(279)・平成14年刊] 引用(P189〜)させていただきました。ありがとうございます。

素晴らしい演奏

 「ウラニアのエロイカ」についての情報は、このディスクに到達された方にとっては説明する必要もないと思う。なんでも現在でもオリジナル盤は20万円とかだそうだが、昭和30年ごろに10万円であったことを思うと(よく物価の指標にされる「東大卒の初任給」がおよそ1万円にとどかなかった時代だ)「安くなったな」という印象だ。

 まずもってこのディスクで「決定的」と言ってよいのではないか。ボーナストラックにまったく修正をくわえていない第一楽章があるのもまことに丁寧だ。修正されている全楽章についても「ああ、良心的にやっている」と思う。
 なにさまこの盤については議論が長いし、議論することもあながち無意味でもないのだろうけれど、だいたいこの盤で打ち止めにして、議論を「戦時中のベルリン・フィルを振ったフルトヴェングラーと戦後にウィーン・フィルを振ったフルトヴェングラー(1952年録音のEMI盤のことだ)」であるとか、「ベルリンとウィーンの相違点」といった方向にふりむけたほうが、面白いのではないだろうか? そっちのほうがわたしにとっては興味深い。

 まったくもってこのディスクできける「エロイカ」の演奏は、実に素晴らしい。

名盤といわれる由縁の名演奏

ウラニアのエロイカはフルトヴェングラーの中でも特別です。
1944年の演奏ですが、戦中にありがちな鬼神せまる演奏です。
デルタの復刻は、ノイズも少なく上手くリマスタリングしていると思います。
今まで聴いたウラニアのエロイカの中では最も安心して聴けました。
フルトヴェングラーのファンならずとも、一度は聴いてみて欲しい名演です。



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